悩む女性たち

家族がてんかんになった場合の医療費はどれくらい?

100人に1人の割合で、老若男女を問わず発症する病気、それがてんかんです。
あなたの家族もてんかんの発作が起こらないとは限らないのです。
発作が起こるのはいつどのような場面かは分かりません。
場合によっては他の家族の事故を招くことにも。
早めの治療が必要です。

てんかんは脳の疾患です。
大脳の神経細胞が過剰に興奮することで発作の症状が引き起こされるのです。
小学生以下は小児科で良いですが、中学生以上になると神経内科や脳神経外科・精神科を受診することをおすすめします。

病院ではMRIやCT、脳波の計測によりてんかんであることが分かったら治療を行うことになります。
主には薬物療法によって、その他にもホルモン療法などが行なわれることも。
そうなると心配なのが治療費です。
もしも入院ともなると入院費の負担もかかってきます。

小さいお子さんであれば治療によって発作を抑制している間に脳が成長すれば自然に治る場合もあります。
大人でも自身に合った薬が見つかれば何年も発作を起こすことなく日常生活を送ることができるようになるのです。
もしも突然のけいれんを起こしてばかりいれば周りの家族も常に不安をかかえることになります。
時と場合を考えず発作は襲ってくるため本人も気が休まるときがありません。
そんな負担を抱えながら暮らすよりは治療をして少しでも発作のコントロールができるようにすべきです。

てんかんで入院する場合、平均49日程度、病院にいることになります。
1日当たりの治療費は2万1500円ほど。
特に年金生活者ともなると不安が大きいでしょうが、ぜひ相談してください。
てんかんの方が利用できる補助制度というのはさまざまあります。
年金生活者だけでなく乳幼児・小児の頃から、高すぎる通院費・入院費による家族の経済的負担を軽減してくれる社会制度というのは存在します。
お住まいの市区町村にて福祉担当課や社会保険事務所などに相談し、申請を行いましょう。

てんかんの方が利用出来る社会制度について

てんかんの方が利用できる社会制度といえば、自立支援医療制度や高額療養費制度・重度心身障害者医療費助成制度・健康保険の中の傷病手当金・小児慢性特定疾患治療研究事業・乳幼児医療費助成制度とさまざまあります。
その中で自立支援医療制度というのは外来通院費を補助するものなので入院医療費は対象になりません。
ご注意ください。

てんかんに限らず大きな病気のときには関係してくる制度も多く、ほかで利用したことがある方もいるかもしれません。
自分で調べて申請を行わなければその対象とならずお金は戻ってこないという場合がほとんどなので、とにかく家族がてんかんになったらすぐに市区町村などに問い合わせてみるのが一番です。
経済的負担が減ることで精神的負担もある程度は減っていくものです。
中には有効期限が1年でそれを過ぎる場合には更新の申請をする必要がある制度もあります。
気がつくといつのまにか期限が過ぎていたということのないよう、せっかく使える制度ですから最大限に利用しましょう。
「小児」や「乳幼児」と付いている制度はその年齢の子どもたちのみ対象です。
子供のための制度というのも充実しているのです。
まだ脳の発達の未熟な子どもたちにも多く見られる症状です。
社会制度を利用して治療を行ないましょう。
脳が発達してくると自然治癒する場合が多いとはいえ、必ずしもわが子に当てはまるとは限りません。
それにそれまでの期間に発作が起きて何らかの事故が起こらないとも限りません。
やはり子供でもてんかんの治療は行うべきなのです。

誰もが発作により卒倒したりけいれんやひきつけを起こしたりといった激しい症状が起きるとは限らず、頭がボーっとする・体の一部だけがけいれんするなどの軽いものもあります。
何らかの異常を感じたらとにかく早めに医師に相談するのが適切です。